赤ちゃんの排便の仕組み
赤ちゃんの排便は、
消化システムが食べ物から栄養を吸収し、
不要な廃棄物を体外に排出する
重要なプロセスです。
通常、赤ちゃんは1日に1〜3回程度の頻度で
排便を行います。
食べ物が消化される過程で生じた廃棄物は、
液状の便として腸内を通過します。
この液状の便は腸壁で
栄養分や水分を吸収しながら、
徐々に固形の塊に変化します。
この固形の塊が直腸まで移動すると、
便意が感じられるようになります。
この便意を感じることで
腸の神経が刺激され、
排便のプロセスが始まります。
最終的に、腸の動きを制御する神経の指令によって
腸がうんちを押し出し、
肛門から排便が行われます。
便秘の影響
便秘が赤ちゃんに与える影響は、
健康や心理面にわたって広がる可能性があります。
例えば、トイレでの環境の変化、新しい食べ物の摂取、
ストレスなどがその原因になってきます。
これらの要因が排便のリズムや
腸の動きに影響を与え、
便秘になりやすくなります。
赤ちゃんは環境の変化にとても敏感です。
トイレの場所や環境が変わることで、
排便に対する緊張や不安が生じたり
これによって排便のタイミングが遅れ、
便秘が始まることもあります。
便が溜まり、悪化する過程
このような便秘が続くと、
腸内の便が直腸に溜まり、
直腸が伸びた状態になります。
便の塊が直腸内に長期間滞留することで、
その周囲の腸内に液体が漏れ、
便の塊の脇から下痢状の便が
漏れ出てしまいます。
便秘と下痢の組み合わせは、
赤ちゃんの排便に対する混乱を引き起こし、
排便のリズムが乱れる要因となります。
その結果、便が感じにくくなり、
便秘の状態が悪化していきます。
この状態を放置すると、
正常な排便がさらに難しくなってしまいます・・・
便が固くなり、排便時に痛みを感じると
回避しようとして、
便秘による排便を意図的に
我慢することがあり、
こうすることによって、
正常な排便のサイクルが乱れ、
便秘の悪化が促進されることがあります。
また、便が硬くなると排便の際に
肛門が切れて出血することもあります。
痛みや切れによる出血は、
赤ちゃんにとって不快な経験となり、
排便に対する恐れを増幅させます。
この悪循環によって、
便秘症状がより深刻化します。
さらに長期間にわたって便秘が放置されると、
失禁のリスクが増加し、
赤ちゃんの生活に影響を及ぼす可能性があります。
赤ちゃんのためにも早期対応を
赤ちゃん整体では、便秘の改善も可能なんです。
その方法をママにお伝えして、
自宅ケアで改善もできちゃいますよ!
一度、排便のサイクルが意識できれば、
割と便秘症が改善するケースが多いです。
また便秘症の赤ちゃんは、
頭の歪みがあるケースも多いです。
便秘と頭の形の関係性を説明するのは
長くなってしまうで、また今度にしますね!