■ 正しい抱っこの仕方「まんまる抱っこ」
※出生〜3ヶ月まで
・膝を合わせないように気をつける
・お尻よりも膝が高い位置にくるように
・赤ちゃんの頭の位置はママの鎖骨
・耳は胸のところに当たる位置
・優しくお尻を支える
・お尻から背中を支える
・両手は前に
赤ちゃんは同じ姿勢を15分続けると
それが癖になってしまいます。
身体の左右差は成長に良い影響を与えません。
15分たったら抱く向きを変えて、
同じ姿勢を続けないように
気をつけましょう!
首が後ろにそれると口が開いてしまいます!
■抱っこのポイントは「Cカーブ」
お腹の中で赤ちゃんは身体を丸めた姿勢、
Cカーブで過ごしています。
ですから、生まれてからしばらくは
Cカーブを保つことがポイントになります。
体内で長く、その体勢でいた赤ちゃんにとって
Cカーブはとても安心できる状態ではありますが、
自分でその体勢を保つことはできません。
そこでオススメなのが、「まんまる抱っこ」です。
これはお母さんの腕でしっかりと包み込んで、
身体のカーブをつくってあげます。
助産師さんもオススメしている抱き方です。
■まんまる抱っこを上手にするコツ
・おしりがおちて背中が丸くカーブを描くように抱く
・両腕を円にして、そこに赤ちゃんがスッポリ入るイメージ
・腕で赤ちゃんの首をささえ、しっかりと包み込む
・真上からみて、赤ちゃんの身体の軸が曲がらないようにする
・首(頚椎)は押さないようにする
・お尻が一番下になるようにする
・膝と膝をくっつけない
・足はガニ股にする
大事なのは、赤ちゃんの背骨が
「Cカーブ」になっているかです。
■まあるい抱っこ時の注意点
1.ウンチやおしっこが背中に漏れやすい
お尻が一番下のまあるい抱っこ
うんちやおしっこをしたままだと、
背中から漏れてくることがあります。
2.ミルクを飲んでゲップが出てないともどしやすい
ゲップが出てないと、残ってるミルクが
空気と一緒にもどしやすくなります。
・院長も練習して実践、まあるい抱っこ
この三月に3人目の子どもが生まれた
はち歯科医院の院長も
まあるい抱っこでイクメンしています。
育児に目覚めたのか、
病院の中でもよく赤ちゃんを抱っこしてます。
まあまあお上手です(笑)
■ まあるい抱っこをすると・・・
・口が閉じてきます
ぽかーん、とした口から口が閉じるようになります。
・身体の緊張が減ります
赤ちゃんの身体が緊張して反る姿勢が減ります。
・お母さんやお父さんの負担が減ります
楽な姿勢で抱っこができるようになります。
シッター日記
今日は4ヶ月の赤ちゃんが
ママと一緒に遊びに来てくれました。
”ここはなんだろ~”と
初めはキョロキョロしていましたが
慣れてくると笑顔を見せてくれたり
抱っこするとぐっすりでした。
抱っこで寝ながらも時々起きて
顔を見上げてママじゃないか確認しているのか
目が合うとまたスーッと寝ていく姿が
とても可愛らしかったです(*^^*)