育児中のママにとって
絵本は赤ちゃんと触れ合い
一緒に楽しい時間を過ごすための
大切なツールですよね。
「でも、どんな絵本を選んだらいいの?」
「読み聞かせって、
どうやったら喜んでくれるの?」
そんな疑問をお持ちのママも
多いのではないでしょうか?
そこで今回は
赤ちゃんとの絵本タイムをより豊かにするための
ヒントを、月齢別の絵本選びのポイントや
読み聞かせのコツと合わせてご紹介します。
月齢別!赤ちゃんが夢中になる
絵本の選び方
赤ちゃんの成長は日々目まぐるしく
興味を示すものもどんどん変化していきます。

【新生児~3ヶ月頃】
まずは、白黒や赤などコントラストのはっきりした
色使いの絵本がおすすめです。
まだ視力が発達していない赤ちゃんでも
色の刺激で興味を持ちやすくなります。
素材は、布絵本や柔らかい素材の絵本を選び
触ったり舐めたりしても安全なものを
選びましょう。
【4ヶ月~6ヶ月頃】
少しずつ色や形を認識できるように
なってくる時期です。
原色など鮮やかな色使いで
動物や果物など具体的な物の絵が描かれた絵本に
興味を示すようになります。
丈夫な厚紙でできた絵本(ボードブック)なら、
赤ちゃんが自分でめくったり
触ったりしても安心です。
【7ヶ月~12ヶ月頃】
身の回りの物や
少しストーリー性のある絵本にも
興味を示すようになります。
指で触って楽しめる仕掛け絵本もおすすめです。
生活習慣(ごあいさつ、いただきますなど)を
テーマにした絵本や、動物や乗り物など
赤ちゃんが興味を持ちやすいものが良いでしょう。
読み聞かせの環境づくり
赤ちゃんが絵本に集中できるような環境を
整えることも大切です。
【場所】
落ち着ける静かな場所を選びましょう。
明るすぎず、暗すぎない
優しい明るさの場所が良いです。
【姿勢】
赤ちゃんを膝の上に抱っこしたり
隣に並んで座ったり、
赤ちゃんが安心できる体勢で
読み聞かせをしましょう。
【時間】
毎日決まった時間にするのも良いですが
赤ちゃんの機嫌が良い時に、
短い時間から始めてみましょう。
寝る前や、授乳後など
リラックスしている時間帯がおすすめです。
読み聞かせのポイント
赤ちゃんが絵本の世界を楽しめるように
読み聞かせの仕方を工夫してみましょう。

- 声のトーン
優しい声で、ゆっくりと
語りかけるように読みましょう。 - 表情
笑顔で、楽しそうに読み聞かせをしましょう。 - 指差し
絵本の絵を指差しながら、
「これは、わんわんだね」
「これは、お花だよ」などと
言葉で説明してあげましょう。 - 触れ合い
絵本を読みながら、
赤ちゃんに優しく触れたり、抱きしめたり
語りかけたりすることで
親子のスキンシップを深めることができます。 - 繰り返し
赤ちゃんは、同じ絵本を何度も
繰り返し読むのを好むことが多いです。
読み聞かせの効果
赤ちゃんに絵本を読み聞かせることは
様々な良い効果をもたらします。
- 言葉の発達
絵本を通して、たくさんの言葉に
触れることで、語彙力や言葉の発達を
促します。 - 想像力・感性の育成
絵本の世界を通して
様々な感情や美しいものに触れることで
豊かな想像力や感性を育てます。 - 集中力・聞く力
絵本に集中して聞くことで
集中力や人の話を聞く力を養います。 - 親子の信頼関係
読み聞かせを通して
親子の温かい触れ合いの時間を持つことで
信頼関係を築き、心の成長を促します。 - 読書好きの基礎
幼い頃から絵本に親しむことで
本好きになるための基礎を築きます。
まとめ
絵本の読み聞かせは
親子の愛情を育み、赤ちゃんの発達を
サポートする素晴らしい時間です。

焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて
絵本との時間を楽しんでくださいね。