「産後、腰が痛くてつらい…」
「もともと腰痛持ちだけど、
産後さらにひどくなった気がする…」
「これって、普通の腰痛と違うの?」
出産という大仕事を終えたばかりの体は
様々な不調を抱えやすいもの。
特に腰痛は、多くの産後ママが
悩む症状の一つです。
しかし、ひとくちに「腰痛」と言っても
産後の腰痛と慢性的な腰痛では
原因や特徴、対処法が異なる場合があります。

この記事では、産後ケアの専門家である私が
産後の腰痛と慢性腰痛の違い
それぞれの原因と見分け方
そして、自宅でできるケア方法を
詳しく解説します。
名古屋市瑞穂区で産後ケア・腰痛改善を
お探しの方も、ぜひ参考にしてください。
目次
- はじめに:産後の腰痛、慢性腰痛、それぞれの悩み
- 産後の腰痛の原因とは?
- 慢性腰痛の原因とは?
- ここが違う!産後の腰痛と慢性腰痛の見分け方
- タイプ別ケア:産後の腰痛の対処法
- タイプ別ケア:慢性腰痛の対処法
- まとめ:つらい腰痛、我慢しないで専門家へ相談を!
1. はじめに:産後の腰痛、慢性腰痛、それぞれの悩み
腰痛は、日本人の多くが抱える
国民病とも言える症状です。
特に女性は、妊娠・出産をきっかけに
腰痛を発症したり、もともとあった腰痛が
悪化したりすることが少なくありません。

- 産後の腰痛
妊娠・出産による体の変化(骨盤の歪み、
筋力低下、ホルモンバランスの変化など)が
主な原因で起こる腰痛です。
産後特有の原因があるため
適切なケアを行うことで
比較的短期間で改善する可能性があります。 - 慢性腰痛
明確な原因が特定できない腰痛が
6ヶ月以上続くことです。
姿勢の悪さ、運動不足、加齢、ストレスなど
様々な要因が複合的に絡み合って起こると
考えられています。
2. 産後の腰痛の原因とは?
産後の腰痛の主な原因は、以下の4つです。
- 骨盤の歪み・開き
出産時に赤ちゃんが通るため
骨盤は大きく開きます。
また、妊娠中の姿勢の変化や
産後の抱っこ・授乳などによって
骨盤が歪みやすくなります。
骨盤が歪むと、腰椎(腰の骨)に
負担がかかり、腰痛を引き起こします。 - 腹筋群・骨盤底筋群の筋力低下
妊娠中、大きくなるお腹を支えるために
腹筋は引き伸ばされ、弱くなります。
また、骨盤底筋群(骨盤の底にある筋肉)も
出産によってダメージを受け緩んでしまいます。
これらの筋肉は、骨盤を安定させ
腰椎を支える役割を担っているため
筋力が低下すると
腰痛が起こりやすくなります。 - ホルモンバランスの変化
妊娠中に分泌されるリラキシンという
ホルモンは、関節や靭帯を
緩める作用があります。
このホルモンの影響は産後もしばらく続き
骨盤や腰椎が不安定になり
腰痛を引き起こすことがあります。 - 育児による負担
授乳や抱っこ、オムツ替えなど
前かがみの姿勢や、無理な体勢での作業が
多く、腰に負担がかかりやすくなります。

3. 慢性腰痛の原因とは?
慢性腰痛の原因は、特定できないことが
多いですが、一般的に以下のような要因が
考えられています。
- 姿勢の悪さ
猫背や反り腰、長時間のデスクワーク
スマートフォン操作など…
悪い姿勢は、腰椎に負担をかけ
腰痛を引き起こします。 - 運動不足
運動不足は、筋力低下や血行不良を招き
腰痛の原因になります。
特に、腹筋や背筋、体幹の筋肉が弱いと
腰椎を支える力が弱まり
腰痛が起こりやすくなります。 - 加齢
加齢に伴い、椎間板(背骨のクッション)が
変性したり、骨がもろくなったりすることで
腰痛が起こりやすくなります。 - ストレス
精神的なストレスは、筋肉の緊張を高め
血行を悪化させるため
腰痛の原因になります。 - 体重の増加
肥満体重を支える腰に負担が
かかりやすくなります。

4. ここが違う!産後の腰痛と慢性腰痛の見分け方
特徴 | 産後の腰痛 | 慢性腰痛 |
主な原因 | 妊娠・出産による骨盤の歪み・開き、筋力低下、ホルモンバランスの変化、育児による負担 | 姿勢の悪さ、運動不足、加齢、ストレス、肥満など |
痛みの種類 | ズキズキ、ジンジン、ピリピリ、重だるい | ズキズキ、ジンジン、重だるい、鈍痛 |
痛むタイミング | 抱っこや授乳、オムツ替えなど、特定の動作をした時 朝起きた時や、長時間同じ姿勢でいた後 | 常に痛い、特定の動作で痛みが強まる、など |
その他の症状 | 骨盤の不安定感、股関節痛、恥骨痛、尿もれ、便秘、冷え | 足のしびれ、お尻の痛み、下肢の脱力感など |
改善の可能性 | 適切なケア(骨盤矯正、ストレッチ、筋力トレーニングなど)を行うことで、比較的短期間で改善する可能性が高い | 生活習慣の改善や、適切な治療(運動療法、薬物療法、理学療法など)を継続的に行うことで、改善する可能性があるが、完全に治らない場合もある |
5. タイプ別ケア:産後の腰痛の対処法
産後の腰痛は
原因に合わせた適切なケアを行うことが大切です。
- 骨盤の歪み・開きが原因の場合
- 骨盤矯正
整体院や整骨院で
骨盤の歪みを整えてもらいましょう。 - 骨盤ベルト
骨盤を安定させ
正しい位置に保つ効果があります。
ただし、締め付けすぎには注意しましょう。 - 骨盤底筋トレーニング
緩んだ骨盤底筋群を鍛えることで
骨盤を安定させ、腰痛を改善します。
- 骨盤矯正
- 筋力低下が原因の場合
- 腹筋・体幹トレーニング
ドローインやプランクなど
お腹周りの筋肉を鍛えるエクササイズを
行いましょう。 - 背筋トレーニング
背筋を鍛えることで、
腰椎を支える力を高め
腰痛を予防します。
- 腹筋・体幹トレーニング
- ホルモンバランスの変化が原因の場合
- 十分な休息
睡眠不足は、ホルモンバランスを
乱す原因になります。
できるだけ睡眠時間を確保し
体を休めましょう。 - バランスの取れた食事
栄養バランスの取れた食事を心がけ
ホルモンバランスを整えましょう。
- 十分な休息
- 育児による負担が原因の場合
- 正しい姿勢
授乳や抱っこの際は
正しい姿勢を意識しましょう。
クッションなどを活用し
楽な姿勢を保ちましょう。 - こまめな休憩
長時間同じ姿勢を続けないように
こまめに休憩を取り、ストレッチや
軽い運動をするようにしましょう。
- 正しい姿勢
6. タイプ別ケア:慢性腰痛の対処法
慢性腰痛の改善には
生活習慣の見直しが重要です。

- 姿勢の改善
- 猫背や反り腰にならないように
正しい姿勢を意識しましょう。 - デスクワークやスマートフォン操作の際は
こまめに休憩を取り、姿勢を変えましょう。
- 猫背や反り腰にならないように
- 適度な運動
- ウォーキングや水泳など
全身運動を行いましょう。 - ストレッチやヨガなど
体の柔軟性を高める運動も効果的です。 - 腹筋や背筋、体幹の筋肉を鍛える
トレーニングも行いましょう。
- ウォーキングや水泳など
- 生活習慣の改善
- 十分な睡眠をとり
規則正しい生活を心がけましょう。 - バランスの取れた食事を摂り
肥満を予防しましょう。 - ストレスを溜めないように
リラックスできる時間を作りましょう。
- 十分な睡眠をとり
- 医療機関の受診
- 痛みが強い場合や、改善しない場合は
整形外科などの医療機関を受診しましょう。 - 医師の指示に従い、適切な治療
(薬物療法、理学療法、神経ブロック注射
など)を受けましょう。
- 痛みが強い場合や、改善しない場合は
7. まとめ:つらい腰痛、我慢しないで専門家へ相談を!
産後の腰痛は、原因に合わせた適切なケアを
行うことで、改善することができます。
「腰痛は仕方ない…」と諦めずに
まずはできることから始めてみましょう。
「セルフケアだけでは不安…」
「もっと早く腰痛を治したい」
という方は、ぜひ専門家にご相談ください。

名古屋市瑞穂区にある
「産後ケア専門サロン Momの休日」では、
産後ケアに特化した施術を行っています。
瑞穂区だけでなく、緑区、天白区
南区、港区など、近隣の区からも
多くのママさんが通われ
効果を実感されています。
- 骨盤矯正
骨盤の歪みを整え
体のバランスを改善します。 - 筋肉調整:
凝り固まった筋肉をほぐし
柔軟性を高めます。 - 運動指導
自宅でできる簡単なエクササイズを指導します
。 - 生活習慣指導
姿勢や食事など、日常生活での注意点を
お伝えします。
つらい腰痛を我慢せず
ぜひ一度「産後ケア専門サロン Momの休日」に
ご相談ください。
あなたの腰痛を改善し、快適な毎日を送れるよう
全力でサポートいたします。