うつ伏せが苦手な赤ちゃんへの対策とポイント
「うちの子、うつ伏せが苦手で心配…」
「うつ伏せにするとすぐに仰向けに戻ってしまう」
「うつ伏せになるとすぐに怒ってしまう」
「顔を上げることができません」
このようなお悩みを持つお母さんは多いです。
実際、うつ伏せが苦手な赤ちゃんはたくさんいます。
でも、その理由を知ることで、対策を見つけることができます。
うつ伏せが嫌いな理由
赤ちゃんがうつ伏せを嫌がるのは、単純にその姿勢が「辛い」からです。
では、なぜ辛いのか?その理由は多岐にわたります。
・腹筋や背筋が弱い
・股関節が硬い
・腹圧が低い**
これらの原因は一人ひとり異なりますが、特に大事なのは【首や肩周りの筋肉】です。
うつ伏せで顔を持ち上げたり、姿勢を保持するために最も使われる筋肉が、首や肩周りにあります。
僧帽筋の発達がカギ
赤ちゃんがうつ伏せ姿勢で顔を上げる際に重要な筋肉の一つが、【僧帽筋(そうぼうきん)】です。
この筋肉は、赤ちゃんが生後3ヶ月頃から徐々に発達していきますが、
うまく発達していないと、うつ伏せの姿勢を保つのが難しくなります。
うつ伏せ姿勢をサポートするポイント
僧帽筋をしっかりと使ってうつ伏せを成功させるためには、以下の2つのポイントが大事です。
1. 脇をしめる
赤ちゃんがうつ伏せの時に、脇をしっかりと締める姿勢をサポートしましょう。
脇が開いていると、肩周りの筋肉がうまく機能せず、赤ちゃんが顔を上げにくくなります。
2. 前腕で体重を支える
赤ちゃんがうつ伏せになった時、手のひらだけでなく、前腕全体で体重を支えるように介助しましょう。
これにより、僧帽筋だけでなく、他の関連する筋肉もバランスよく使えるようになります。
僧帽筋が発達すると、全身のバランスも良くなる
僧帽筋をしっかりと使えるようになると、腹筋や背筋の発達にもつながります。
その結果、赤ちゃんはうつ伏せ姿勢が楽になり、自然と腹部や背部の筋肉が強くなっていきます。
まとめ
赤ちゃんがうつ伏せが苦手でも、焦る必要はありません。
赤ちゃんそれぞれの発達ペースがありますが、
僧帽筋をサポートするためのちょっとした工夫で、うつ伏せが少しずつ楽しくなるかもしれません。
まずは、脇を締めて前腕で支える姿勢を意識して、赤ちゃんの成長をサポートしてあげましょう。