お知らせ

赤ちゃんの吐き戻し、体重は増えてる?原因は体の緊張かも

授乳のたびに、飲んだミルクを
タラ〜っと吐き戻してしまう赤ちゃん。

「よくあること」と頭では分かっていても

「ちゃんと栄養になってる?」

「このままだと体重は増えるのかな?」


と心配になりますよね。

ゲップをさせても、授乳姿勢を工夫しても

なかなか改善しない…。

もしかしたら、その原因は…

多くの人が見落としている赤ちゃんの

「体の緊張」
「お口ポカン」にあるのかもしれません。

この記事では、産後ケアと
赤ちゃんの体の専門家である私が

吐き戻しの隠れた原因と
それが赤ちゃんの成長にどう影響するのか

そして、専門的なケアについて詳しく解説します。

目次

  1. はじめに:「よく吐く子」で片付けて大丈夫?
  2. 【重要】吐き戻しと体重増加の関係|双子の事例から見る「個性」では済まされない理由
  3. 隠れた原因①:飲んだミルクを押し出す「全身の筋緊張」
  4. 隠れた原因②:うまく飲めず空気を飲む「ポカン口」
  5. あなたの赤ちゃんは大丈夫?体の緊張&お口のセルフチェック
  6. ケアを始める前に:注意すべき「嘔吐」との違い
  7. 専門家による根本アプローチ:「産後ケア専門サロン Momの休日」のベビーケア
  8. まとめ:赤ちゃんの「飲めた!」を育てるために

1. はじめに:「よく吐く子」で片付けて大丈夫?

赤ちゃんの胃というのは

大人のようにカーブしておらず、まっすぐな
徳利(とっくり)のような形をしています。

また、胃の入り口の筋肉(噴門)もまだ
未熟なため、少しの刺激でミルクが逆流しやすく

吐き戻し(溢乳:いつにゅう)
多くの赤ちゃんに見られる生理現象です。

しかし、「うちの子はよく吐くタイプだから」

全てを赤ちゃんの「個性」で
片付けてしまうのは

少し待ってください。

頻繁な吐き戻しの中には

赤ちゃんの体が発している
SOSサインが隠れていることがあるのです。

2. 【重要】吐き戻しと体重増加の関係|双子の事例から見る「個性」では済まされない理由

吐き戻しが直接的に関わってくるのが

「体重の増加」です。

せっかく飲んだミルクを
毎回のように吐き戻していては

必要な栄養を十分に吸収することができません。

以前、当サロンに来られた
双子の赤ちゃんのケースをお話しします。

ほぼ同じ体重で生まれた双子でしたが

片方の赤ちゃんだけが
頻繁に吐き戻しをしていました。

ご両親は

「よく吐く子なのかな」

と思っていたそうですが

1ヶ月健診、2ヶ月健診と月日を重ねるうちに

吐き戻しがある子とない子とでは、徐々に
体重の差が明らかに出てきてしまったのです。

このことからも、頻繁な吐き戻しは

単に「服が汚れる」という問題だけでなく

赤ちゃんの健やかな成長に関わる重要なサイン

である可能性があるのです。

「この子のために何ができる…?一人で悩んでいませんか?」

まずは体験する

「専門家が、ママと赤ちゃんの両面からサポートします」

3. 隠れた原因①:飲んだミルクを押し出す「全身の筋緊張」

一般的な吐き戻し対策をしても改善しない場合

赤ちゃんの
「全身の筋緊張」が原因かもしれません。

体がガチガチだと、お腹が圧迫される
出産時の影響や、在胎中の姿勢の癖などで

生まれつき体に強い緊張を
持っている赤ちゃんがいます。


特に、背中や首の筋肉が常に緊張していると
体が反り返りやすくなります。

この反り返る力がお腹を圧迫し
飲んだミルクを胃から押し出してしまうのです。

また、呼吸の主役である
横隔膜が緊張で硬くなっていると

それも胃を圧迫する原因になります。

4. 隠れた原因②:うまく飲めず空気を飲む「ポカン口」

もう一つの隠れた原因が

お口が常にポカンと開いている
「ポカン口」です。

お口が閉じられないと、空気を大量に飲んでしまう
お口がポカンと開いている赤ちゃんは

舌が正しい位置(上顎)
収まっていないことが多く

おっぱいや哺乳瓶の乳首を
うまく密閉して吸うことができません。


その結果、ミルクと一緒に
大量の空気を飲み込んでしまうのです。


胃が空気でいっぱいになると、ゲップと一緒に
大量のミルクを吐き戻してしまいます。

ゲップをたくさんさせても吐き戻しが多い子は

この「飲み込む空気の多さ」
問題があるのかもしれません。

5. あなたの赤ちゃんは大丈夫?体の緊張&お口のセルフチェック

  • 【体の緊張チェック】
    • ▢抱っこすると体を反らせて
      エビ反りになることが多い
    • ▢手足が突っ張っていることが多い
    • ▢いつも同じ方向ばかり向く(向き癖)
    • ▢体が硬い感じがする

  • 【お口のチェック】
    • ▢普段、お口が
      ポカンと開いていることが多い
    • ▢授乳中に「チュッチュッ」という音や
      「カチカチ」という音がする
      (空気を吸っているサイン)
    • ▢舌の動きが少ない、または舌の裏の筋
      (舌小帯)が短いように感じる

これらの項目に複数当てはまる場合は

体の緊張お口の問題
吐き戻しに関係している可能性があります。

6. ケアを始める前に:注意すべき「嘔吐」との違い

ほとんどの吐き戻しは心配いりませんが

中には病的な「嘔吐」
隠れている場合もあります。

以下のサインが見られる場合は

ケアの前にまず専門的な
医療機関の判断を仰ぐことが重要です。

  • 噴水のように勢いよく吐く
  • 吐いたものが緑色、黄色、血が混じっている
  • 吐いた後、ぐったりして機嫌が悪い
  • 体重が全く増えない、または減っている
  • お腹が張っている、下痢が続く

これらの場合は、赤ちゃんの体のケアではなく
治療が必要な可能性があります。

7. 専門家による根本アプローチ:「産後ケア専門サロン Momの休日」のベビーケア

「うちの子、体の緊張が強いかも…」

「ポカン口が気になる…」

そう感じたら、ぜひ専門家にご相談ください。

名古屋市瑞穂区にある
「産後ケア専門サロン Momの休日」では

一般的な吐き戻し対策だけでなく

その根本原因となりうる

赤ちゃんの「体の緊張」や
「お口の状態」にアプローチする


専門的なベビーケアを行っています。

産後と赤ちゃんの体の専門家である私が

  • ベビー整体
    赤ちゃんの全身の緊張を優しく解きほぐし
    体がリラックスできるように導きます。
  • 口腔機能へのアプローチ
    お口周りの筋肉の緊張を和らげ
    舌が正しく使えるように促すことで

    上手な哺乳をサポートします。

  • ご家庭でのケア指導
    ママやパパが自宅でできる
    赤ちゃんの緊張を和らげるマッサージや
    関わり方をお伝えします。

など、一人ひとりの
赤ちゃんの状態に合わせたケアで

しっかり飲めて
しっかり栄養にできる体づくり


をお手伝いします。

瑞穂区はもちろん、緑区、天白区
南区、港区などからも、多くのママと
赤ちゃんがケアを受けに来られています。

8. まとめ:赤ちゃんの「飲めた!」を育てるために

赤ちゃんの頻繁な吐き戻しは

単なる「よくあること」「個性」で片付けず

体が発している大切なサインとして
捉えることが重要です。

特に、体重の増え方が気になる場合は
なおさらです。

体の緊張を和らげ
お口の機能を育てるケアは

吐き戻しを改善するだけでなく
その後の健やかな発育の土台作りにも繋がります。

一人で悩まず、ぜひ一度
「産後ケア専門サロン Momの休日」にご相談ください。

赤ちゃんの「飲めた!」という成功体験を
一緒に育てていきましょう。

「赤ちゃんの成長、専門家と一緒に見守りませんか?」

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