産後、パンツが入らない…大転子の出っ張りが原因かも？【名古屋市瑞穂区】

2025年6月25日

産後整体

「産後、体型が変わってしまって
以前履けていたパンツが入らない…」

「お尻が大きくなった気がする…」

もしかして、これって大転子のせい？

そんな悩みを抱えていませんか？

妊娠・出産を経験した多くのママが
産後の体型変化に悩んでいます。

特にお尻や太もも周りの変化は、パンツスタイルを
諦めてしまう原因にもなりがちです。

この記事では、産後ケアの専門家である私が

産後の大転子の出っ張りの原因、放置するリスク
そして自宅でできる改善方法を詳しく解説します。

名古屋市瑞穂区で産後ケアをお探しの方も
ぜひ参考にしてください。

大転子（だいてんし）とは、太ももの骨
（大腿骨）の外側にある出っ張りのことです。

骨盤と股関節をつなぐ重要な部分で
歩行や姿勢維持に大きく関わっています。

産後、この大転子が
出っ張って見えるようになることがあります。

これは、骨盤の歪みや、股関節周りの
筋肉のバランスの崩れが主な原因です。

大転子が出っ張ると…

など、見た目の問題だけでなく

などの体の不調を引き起こす可能性もあります。

産後に大転子が出っ張る主な原因は
以下の3つです。

１．骨盤の歪み

妊娠・出産によって
骨盤は大きく開いたり歪んだりします。

骨盤が歪むと、股関節が外側に開き
大転子が出っ張って見えやすくなります。

特に、骨盤が後ろに傾く「後傾」タイプの方は
大転子が出っ張りやすい傾向があります。

２．股関節周りの筋肉のバランスの崩れ

妊娠中は運動不足になりがちで、特に
お尻の筋肉（中殿筋など）や
内ももの筋肉（内転筋群）が弱くなります。

これらの筋肉は、股関節を正しい位置に保ち
大転子を引っ込める役割を担っています。

筋肉が弱くなると
大転子が外側に張り出しやすくなります。

３．姿勢の悪さ

妊娠中や産後の授乳、抱っこなどで
猫背や前かがみの姿勢になりがちです。

悪い姿勢は、骨盤の歪みを助長し
股関節周りの筋肉のバランスを崩し

大転子をさらに出っ張らせる原因になります。

産後の大転子の出っ張りを放置すると…
以下のようなリスクがあります。

・体型が崩れる

お尻が大きく見える、太ももが太く見える
O脚やX脚になるなど…

見た目の問題だけでなく
下半身太りの原因にもなります。

・体の不調

腰痛、股関節痛、膝痛などを
引き起こす可能性があります。

・将来的なリスク

変形性股関節症や変形性膝関節症など
加齢に伴う関節の病気のリスクを

高める可能性があります。

産後の大転子の出っ張りは
適切なケアを行うことで改善できます。

自宅でできる簡単で効果的な方法をご紹介します。

お尻のストレッチ（中殿筋ストレッチ）
1. 床に座り、両足を伸ばします。
2. 片方の膝を曲げ
  足首をもう片方の膝の外側にかけます。
3. 息を吐きながら、上体を前に倒し
  お尻の筋肉を伸ばします。
4. 30秒キープします。
5. 反対側も同様に行います。
内もものストレッチ（内転筋ストレッチ）
1. 床に座り、足の裏を合わせます。
  （あぐらをかくような姿勢）
2. 両手で足首を持ち、息を吐きながら
  上体を前に倒します。
3. 30秒キープします。
股関節のストレッチ
1. 仰向けに寝て、両膝を立てます。
2. 片方の膝を胸に引き寄せ、両手で抱えます。
3. 30秒キープします。
4. 反対側も同様に行います。