【専門家が解説】産後1〜3ヶ月の体の変化と、時期別に「やるべき事」「やってはいけない事」
「早く妊娠前の体型に戻りたい!」
「いつから骨盤矯正や運動を始めたらいいの?」
「周りのママはもう動いているのに
私だけ休んでいて大丈夫かな…」
産後、鏡に映る自分の姿や
なかなか回復しない体調に
焦りを感じてしまうママは少なくありません。

しかし、その焦り
一度深呼吸をしてストップ!
産後の体は、あなたが思っている以上に繊細で
時期に合わないケアは
かえって回復を遅らせる
「遠回り」になってしまうこともあるのです。
こんにちは。
名古屋市瑞穂区で
「産後ケア専門サロン Momの休日」を
運営している、国家資格・柔道整復師の坂口です。

総合病院のリハビリテーション科や
接骨院院長としての経験を経て
現在は年間1000件以上の
産後ママのケアに携わっています。
この記事では
多くのママをみてきた体のプロとして
産後1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月の月齢別に
ママの体のリアルな変化と
その時期に
「やるべき事」
「絶対にやってはいけない事」
を詳しく解説します。
目次
- はじめに:焦りは禁物!産後の回復には順番がある
 - 【産後1ヶ月】テーマは「休む」。とにかく回復に専念する時期
 - 【産後2ヶ月】テーマは「慣らす」。積極的なケアの準備期間
 - 【産後3ヶ月】テーマは「整える」。本格的なケアのスタート!
 - 専門家の視点:なぜ自己流のケアでは不十分なのか
 - 名古屋で正しい産後ケアを始めるなら
 - まとめ:正しい知識で、焦らず、着実に回復しよう
 
1. はじめに:焦りは禁物!産後の回復には順番がある
出産は、全治2ヶ月の交通事故に遭ったのと
同じくらいの
ダメージを体に負うと言われています。

骨盤は大きく開き、筋肉は引き伸ばされ
内臓の位置も変わり、全身の靭帯は緩んでいます。
そんな状態から回復するためには
適切な「順番」と「時期」があります。
焦って負荷をかけすぎると
骨盤の歪みが悪化したり
尿もれや腰痛などのトラブルを
引き起こしたりする原因になります。
まずはご自身の体の状態を正しく理解し
時期に合ったケアを選択することが
美しく健やかな体を取り戻すための
最短ルートなのです。
2. 【産後1ヶ月】テーマは「休む」。とにかく回復に専念する時期
この時期は「産褥期(さんじょくき)」と呼ばれ
何よりも体を休ませることが最優先です。
子宮が元の大きさに戻ろうとし
悪露(おろ)が出るなど
体の中では大きな回復作業が行われています。
【やるべき事】
- とにかく横になる
赤ちゃんが寝たら、一緒に横になりましょう。家事は最低限でOKです。 - バランスの良い食事
体の回復には栄養が不可欠。
特にタンパク質、鉄分、ビタミンを
意識して摂りましょう。 - 体を温める
温かい飲み物やレッグウォーマーなどで
体を冷やさないようにしましょう。 

【やってはいけない事】
- × 骨盤を締める強いエクササイズや腹筋運動
緩んだ骨盤や腹筋に過度な負担をかけ
回復を妨げます。 - × 長時間の外出や立ち仕事
体力の消耗は、回復の大敵です。 - × 骨盤矯正や強いマッサージ
産褥期の体には刺激が強すぎます。
専門家による施術も
基本的には1ヶ月健診後からです。 

3. 【産後2ヶ月】テーマは「慣らす」。積極的なケアの準備期間
1ヶ月健診で「回復は順調」と言われたら
少しずつ体を動かし始める準備期間に入ります。
ただし、まだ骨盤は不安定で、靭帯も緩んだ状態。
本格的な運動はまだ早い時期です。
【やるべき事】
- 骨盤ベルトの正しい着用
骨盤を安定させるために、日中の活動時に
骨盤ベルトを正しく使いましょう。 - 軽いストレッチ
育児で凝り固まった肩や背中を
気持ち良い範囲でゆっくり伸ばしましょう。 - 骨盤底筋トレーニング(ケーゲル体操)
膣と肛門を優しく締めて
緩める運動を始めましょう。
尿もれ予防に効果的です。 - 専門家への相談・施術開始
信頼できる専門家に
体の状態をチェックしてもらい
ソフトな骨盤ケアや
整体を始めるのに最適な時期です。 
【やってはいけない事】
- × ジャンプやランニングなどの激しい運動
緩んだ関節や骨盤底筋に
大きなダメージを与える可能性があります。 - × 妊娠前と同じ感覚での筋トレ
腹直筋離開がある状態で腹筋を行うと
悪化の原因になります。 - × 無理なダイエット
授乳中の場合は特に
極端な食事制限は禁物です。 
4. 【産後3ヶ月】テーマは「整える」。本格的なケアのスタート!
体の回復も進み
少しずつ体力が戻ってくるこの時期。
骨盤を本格的に整え
体づくりをスタートするのに良いタイミングです。
産後6ヶ月までの「ゴールデン期間」を意識して
積極的にケアを取り入れましょう。
【やるべき事】
- 専門家による本格的な骨盤矯正
歪んだ骨盤を正しい位置に戻し
全身のバランスを整えましょう。 - インナーマッスルを意識したエクササイズ
ドローインなど、お腹の深層筋を
鍛えるトレーニングを始めましょう。 - 正しい姿勢の意識
授乳や抱っこの姿勢を見直し
体に負担の少ない動き方を身につけましょう。 

【やってはいけない事】
- × 自己流でのハードなトレーニング
まだまだ体は回復途上です。
自分の体の状態を
無視したトレーニングは怪我のもとです。 - × 他のママと比べること
体の回復スピードは人それぞれ。
焦らず、自分のペースで進めましょう。 
5. 専門家の視点:なぜ自己流のケアでは不十分なのか
産後の体は、一人ひとり
歪み方やダメージの受け方が全く違います。
自己流のケアでは、その「自分だけの歪み」に
的確にアプローチすることは非常に困難です。
私のような国家資格を持つ専門家は
解剖学や運動学に基づき
あなたの骨盤がどのように歪んでいるのか
どの筋肉が弱っているのかを正確に評価できます。

そして…
総合病院のリハビリテーション科で
培った知識と経験を活かし
あなたの体の回復段階に合わせた、最も安全で
効果的なケアプランを立てることができるのです。
6. 名古屋で正しい産後ケアを始めるなら
「私の体、今どんな状態なんだろう?」
「いつから、どんなケアを始めるのがベスト?」
そんな疑問をお持ちの名古屋市、そして
近隣の緑区、天白区、南区、港区などのママへ。
名古屋市瑞穂区にある
「産後ケア専門サロン Momの休日」では
国家資格と年間1000件以上の
豊富な産後ケア実績を持つ私が
あなたの体の状態を丁寧にチェックし
最適なケアプランをご提案します。

1ヶ月健診を終えたママから
産後何年経ったママまで
一人ひとりの「今」に合わせたケアで
あなたの体の悩みに根本から向き合います。
託児サービスも完備しておりますので
お子様連れでも安心してご来店ください。
7. まとめ:正しい知識で、焦らず、着実に回復しよう
産後の体の回復は、家づくりに似ています。
まずは土台(産褥期の休息)をしっかり固め
柱(産後2ヶ月頃からの準備)を立て
そして
壁や屋根(産後3ヶ月頃からの本格的なケア)
を作っていく。
順番を間違えると
不安定で脆い家になってしまいます。
焦る気持ちは、頑張っているママだからこそ。
でも、未来の自分のために
今はこの「正しい順番」を大切にしてください。

「私の場合はどうなんだろう?」
と思ったら、いつでもご相談ください。
「産後ケア専門サロン Momの休日」が
あなたの正しいケアの第一歩を
全力でサポートします。
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どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
			
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