帝王切開の傷、いつまで痛い?産後3ヶ月の痛みと癒着の関係

帝王切開での出産から3ヶ月…

育児にも少し慣れてきた頃なのに

傷跡がズキズキと痛んだり
下着が擦れて気になったり

お腹の皮膚が引きつるような感覚があったり…

「3ヶ月も経つのに、この痛みはいつまで続くの?」

「他の人はもう痛くないのかな?」

そんな不安を感じていませんか?

産後の体の回復には個人差がありますが

3ヶ月経っても続くその痛み

もしかしたら単なる
「傷の治り」の問題だけではないかもしれません。

その原因、実は「癒着(ゆちゃく)」
が深く関係している可能性があります。

この記事では、産後ケアの専門家である私が

帝王切開の傷の痛みが長引く原因と
その重要なキーワードである「癒着」

そしてご自宅でできる
ケアについて詳しく解説します。

目次

  1. はじめに:「いつまで痛い?」帝王切開ママの共通の悩み
  2. 産後3ヶ月の痛みは普通?「傷の治り」のプロセス
  3. 長引く痛みの隠れた原因。それは「癒着」かもしれない
  4. 癒着だけじゃない!痛みを長引かせる他の要因
  5. ケアを始める前に:こんな症状は要注意!
  6. 自分でできる!帝王切開の傷、3ヶ月からのセルフケア
  7. 専門家による根本アプローチ:「産後ケア専門サロン Momの休日」
  8. まとめ:傷の痛みを諦めず、快適な毎日を取り戻そう!

1. はじめに:「いつまで痛い?」帝王切開ママの共通の悩み

帝王切開は、赤ちゃんを
安全に出産するための立派な医療行為です。

しかし、お腹を切開するため

産後の回復には時間がかかり
様々なマイナートラブルが伴います。

中でも、長引く傷の痛みは

日常生活や育児の妨げになり
精神的なストレスにも繋がります。

「この痛みと、ずっと
付き合っていくしかないのかな…」


と諦める前に

まずは痛みの原因を正しく知ることが大切です。

2. 産後3ヶ月の痛みは普通?「傷の治り」のプロセス

帝王切開の傷は、皮膚の表面だけでなく

その下の脂肪層、筋膜、腹膜、子宮壁と
多くの層を切開しています。

表面の皮膚の傷は数週間で
綺麗に見えるようになりますが

中の組織が完全に回復するには
数ヶ月から1年以上かかることもあります。

そのため、産後3ヶ月の時点で

  • 傷跡がチクチク、ピリピリする
  • 天気によって痛みが変わる
  • 傷周りの皮膚の感覚が鈍い
    または過敏になっている

といった感覚が残っていること自体は
決して珍しいことではありません。

しかし、日常生活に支障が出るほどの強い痛みや
引きつるような痛みが続く場合は

別の原因が考えられます。

「初めての産後整体、不安ですか?」

まずは産後ケアを体験する

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3. 長引く痛みの隠れた原因。それは「癒着」かもしれない

長引く帝王切開の傷の痛みの
最大の原因とも言えるのが

「癒着(ゆちゃく)」です。

【癒着とは?】

本来、私たちの体の中では

皮膚、皮下脂肪、筋肉
腹膜、内臓といった組織が

それぞれ独立した層になっていて
スムーズに滑り合うように動いています。

しかし、手術で切開した傷が治る過程で

これらの別々の層が、のりのように
くっついてしまう現象が「癒着」です。

この癒着が起こると…

  • 体を動かした時に
    皮膚と中の組織が一緒に引っ張られて

    引きつるような痛みが出る

  • 癒着部分の血行が悪くなり、鈍い痛みが続く

  • 癒着によって内臓の動きが制限され
    便秘や下腹部痛の原因になる

など、様々な不調を引き起こします。

4. 癒着だけじゃない!痛みを長引かせる他の要因

  • 傷をかばう「姿勢の癖」と「体の歪み」
    無意識にお腹をかばって猫背になったり

    前かがみになったりする
    姿勢が癖になっていませんか?


    その姿勢が骨盤の歪み
    背骨のズレを引き起こし

    腰痛や、結果的に傷跡への
    負担を増やしている可能性があります。

  • 傷周りの「筋肉の緊張」と「血行不良」
    体を守ろうとする防御反応で

    傷の周りの腹筋
    腰の筋肉が常に緊張している状態

    痛みの原因になります。

    筋肉の緊張は血行を悪化させ
    回復を遅らせる悪循環に繋がります。

5. ケアを始める前に:こんな症状は要注意!

セルフケアや整体でのケアを始める前に
まずは傷の状態を確認しましょう。

以下のような感染症のサインが見られる場合は
ケアの前に専門的な医療機関の判断が必要です。

  • 傷口やその周りに強い赤み、熱感、腫れがある

  • 膿(うみ)が出ている

  • 痛みがどんどん強くなっている

  • 発熱がある

これらの症状がある場合は、まず出産した
産院やかかりつけ医に相談してください。

6. 自分でできる!帝王切開の傷、3ヶ月からのセルフケア

上記の注意点に当てはまらない
長引く痛みや引きつれ感には

セルフケアが有効な場合があります。

  • 傷跡のセルフマッサージ
    ※必ず傷が完全に閉じ
    痛みや熱感がないことを確認してから

    優しく行いましょう。


    1. 保湿オイルやクリームを
      傷跡とその周りに塗ります。
    2. 指の腹で、傷跡に沿って
      「の」の字を描くように、優しくなでます。
    3. 傷跡の皮膚を、上下、左右
      斜めに、ごく優しく動かします。

      皮膚とその下の組織を
      滑らせるようなイメージです。
    4. 痛みや強い違和感があれば
      すぐに中止してください。

  • 深い呼吸(腹式呼吸)
    仰向けに寝て、ゆっくりと
    深い呼吸をすることで

    お腹の中から横隔膜が動き
    内臓や腹膜にアプローチできます。

    これも立派なインナーマッサージです。



  • 傷に負担をかけない体の使い方
    起き上がる時は
    いきなり上体を起こすのではなく

    一度横向きになってから
    手を使って起き上がる
    など

    腹筋に急な負担を
    かけない動きを心がけましょう。

7. 専門家による根本アプローチ:「産後ケア専門サロン Momの休日」

「セルフケアだけでは改善が難しい…」

「癒着の状態を見て、専門的なケアをしてほしい」

そんな時は、ぜひ専門家にご相談ください。

名古屋市瑞穂区にある
「産後ケア専門サロン Momの休日」では

帝王切開後の長引く痛みの原因となる
「癒着」や「体の歪み」にアプローチする

専門的なケアを行っています。

産後ケアの専門家である私が…

  • 癒着へのソフトなアプローチ
    痛みを伴わない、非常に優しい手技で
    皮膚や筋膜の癒着を丁寧に剥がしていきます。

  • 骨盤・姿勢の矯正
    傷をかばうことで生じた体の歪みを整え
    根本から痛みの出にくい体を作ります。

  • セルフケア指導
    あなたの状態に合わせた、安全で効果的な
    セルフケアの方法を詳しくお伝えします。

など、一人ひとりの状態に
合わせたオーダーメイドの施術で

つらい痛みの改善をサポートします。

瑞穂区はもちろん、緑区、天白区
南区、港区などからも、多くの帝王切開ママが

ケアを受けに来られています。

託児サービスも完備しておりますので
お子様連れでも安心してお越しいただけます。

8. まとめ:傷の痛みを諦めず、快適な毎日を取り戻そう!

産後3ヶ月経っても続く帝王切開の傷の痛みは
我慢する必要はありません。

「もう治らないかも…」と諦める前に

その原因が「癒着」「体の歪み」
ある可能性を考えてみてください。

正しい知識を持って、適切なケアを行えば
体はもっと快適になります。

一人で悩まず、ぜひ一度

「産後ケア専門サロン Momの休日」

にご相談ください。

痛みのない、笑顔の育児ライフを
取り戻すお手伝いをいたします。

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どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

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