産後の骨盤ベルト使用期間:いつまで使っていいのかとその理由
はじめに
産後の骨盤ベルト使用期間についての詳細なガイド。
新生児と一緒に成長する初月から、活動を始める2ヶ月目、さらには3ヶ月以上の使用についても解説。
目次
1. 産後すぐから1ヶ月:新生児と一緒に成長
産後すぐは、骨盤が大きく開いているわけではありませんが、
筋肉や靭帯がゆるんでいる時期です。
さらに、妊娠中の体重増加や筋力の減少により、
抱っこや授乳が始まると骨盤に負担がかかります。
具体例:
この時期に骨盤ベルトを使用すると、骨盤の位置を安定させ、
腰痛を早期に改善する効果があります。
特に、立ち上がるときや授乳の姿勢で痛みを感じるママにはおすすめです。
徐々に育児に慣れ、体力も回復してくるこの時期。
体重も少しずつ減っているでしょう。
しかし、骨盤周りに痛みが強いママは、
ベルトの使用を続けることをおすすめします。
2. 2ヶ月:赤ちゃんと活動開始
徐々に育児に慣れ、体力も回復してくるこの時期。
体重も少しずつ減っているでしょう。
しかし、骨盤周りに痛みが強いママは、
ベルトの使用を続けることをおすすめします。
具体例:
例えば、散歩や買い物などで活動量が増えると、
骨盤周りの痛みが増すことがあります。
このような場合、ベルトを使用しながら徐々に
活動量を増やしていくと良いでしょう。
3. 3ヶ月以上:長期使用のリスク
3ヶ月以上骨盤ベルトを使用すると、
自前の筋力がつかない可能性があります。
この時期は、骨盤トレーニングを始めることをおすすめします。
具体例:
短期間での使用は問題ありませんが、3ヶ月以上も使い続けると、
骨盤周りの筋肉が衰えてしまう可能性があります。
そのため、この時期はトレーニングを始め、
自分自身の筋力で骨盤を安定させる方が理想的です。
4. おすすめの骨盤ベルトタイプ
骨盤ベルトにはいくつかのタイプがありますが、
特に痛みがある場合は「さらし」タイプがおすすめです。
一番骨盤が安定します。当院のママさんの9割がさらしが一番楽と言われます。