寝返りを打つのが、こわい。
歩くと脚の付け根の骨がズキッと痛んで
思わず立ち止まる。
片足で立ってズボンを履こうとすると
恥骨のあたりに激痛が走る。
ベッドから起き上がるのも
階段を下りるのも、ひと苦労。
産後、こんな「恥骨の痛み」に
しょうがないと我慢していませんか?
腰痛ほど知られていないぶん
「どこが痛いのかうまく言えない」
「こんな場所が痛むなんて」
と、戸惑って一人で抱えてしまいがちな痛みです。
でも大丈夫。
恥骨の痛みには、はっきりした原因があり
多くの場合、時間とともに和らいでいきます。
そして、今日からできるケアで
そのつらさを軽くすることができます。
この記事では、産後の恥骨痛の正体と
今日から始められる3つのケア
そして繰り返さないための体づくりまでをお伝えします。
なぜ、産後に恥骨が痛むの?
恥骨は、骨盤の前側の中央にあります。
左右の恥骨は__
「恥骨結合(ちこつけつごう)」という
関節でつながっていて、わずかに動く構造になっています。

妊娠すると、ホルモン「リラキシン」の働きで
この恥骨結合の靭帯がゆるみます。
赤ちゃんが産道を通れるように
骨盤がやわらかく開く準備をするためです。
その結果、恥骨結合が不安定になり
歩く・脚を動かすたびに左右の恥骨がわずかにずれて
痛みが出るのです。
これは「恥骨結合機能障害」とも呼ばれます。
クリーブランド・クリニックも
これは妊娠中の恥骨結合に起こる痛みで
多くは出産後に治まっていくと説明しています。
出産時の負担でさらに痛みが出ることもありますが
見通しは明るいものです。
報告によれば__
産後の恥骨痛の約80%は6か月以内に
90%以上は1年以内に軽快するとされています。
多くの方は、ホルモンが落ち着き
骨盤が安定してくる産後数週間〜数か月のうちに
楽になっていきます。
では、その間をどう過ごせば楽になるのか。
今日からできる3つのケアを紹介します。
今日からできる、3つのケア
① 動作を変える
両膝をそろえて動く・片足立ちを避ける・左右均等に。「ずれる力」を減らす。
② 骨盤ベルトで支える
脚の付け根に近い高さで、恥骨結合をやさしく安定。歩行・立位が楽に。
③ 休ませて、冷やす
痛む時は安静に。腫れ・痛みが強ければ冷やして炎症をやわらげる。
ケア① 痛みを招く「動作」を変える
いちばん効果を感じやすいのが
日常の動作を少し変えることです。
恥骨痛は、左右の恥骨に
「ずれる力」がかかると強くなります。
つまり、左右非対称な動きを避けるのがポイントです。
寝返りや起き上がりは、両膝をそろえて
体をひとかたまりにして動かす。
ベッドから起きるときは
横向きになってから手で体を起こす。
立ち上がるときは、脚を開かず
左右均等に体重をかける。
階段は一段ずつ、ゆっくり。
片足立ちになる動作は、座って行う。
(片足でズボンを履く、靴下を立ってはく)

こうした小さな工夫で
恥骨にかかる「ずれる力」を減らせます。
ただし、痛いからと動かなさすぎるのも逆効果。
無理のない範囲で体を動かすことは
血流を促し、回復を助けます。
ケア② 骨盤ベルトで、恥骨結合を支える
ゆるんで不安定になった恥骨結合を
外から支えてあげるのも有効です。
骨盤サポートベルトを使うと
骨盤がやさしく安定し、歩くときや
立っているときの痛みがやわらぐことが知られています。
ポイントは、巻く位置です。
恥骨痛向けには、骨盤の少し下
脚の付け根に近い高さ(大転子のあたり)で支えると
恥骨結合が安定しやすくなります。
きつく締めすぎず、「支えられている」と感じる程度に。
歩く前や、長く立つ前に活用すると
動きが楽になります。
ケア③ 休ませて、冷やす
痛みが強いときは、無理をせず
休ませることも立派なケアです。
安静にすると、恥骨痛は一時的に楽になります。
痛みや腫れが強いときは
恥骨のあたりを保冷剤などで冷やすと
炎症がやわらぎます。

育児中に「安静に」は難しいものですが
周りに頼れる場面では頼って
痛みが強い時期は家事などの動きを最小限に。
体を休ませることが、回復への近道です。
こんなときは、医療機関へ
恥骨痛の多くは、ここまでのケアと時間で和らいでいきます。
ただし、次のような場合は
産婦人科や整形外科を受診してください。
こんなときは、産婦人科・整形外科へ
- 痛みが強く、歩けない/脚に体重をかけられない
- 恥骨のあたりに強い腫れがある
- セルフケアでまったく和らがない・悪化する
※恥骨結合離開(通常以上に大きく開いた状態)の可能性があります
痛みが強くて歩けない
脚に体重をかけられない
恥骨のあたりに強い腫れがある
こうした場合は、恥骨結合が通常以上に大きく開く
「恥骨結合離開」の可能性があります。
妊娠中、恥骨結合は生理的に1cmほどまで開きますが
それを超えて開くと、強い痛みで
歩行が困難になることがあります。
この場合は、痛みの管理や専門的な対応が必要になるため
我慢せず相談しましょう。
痛みが引いても、そこで終わりにしないで
ここまでの3つのケアは
いわば「今の痛みを和らげる」ための対処です。
でも、ひとつ知っておいてほしいことがあります。
それは、恥骨痛の根っこには
「骨盤の不安定さ」があるということ。

痛みが落ち着いても
ゆるんだ骨盤がしっかり安定しないままだと
次の妊娠や、運動を早く再開しすぎたときに
痛みがぶり返しやすくなることが指摘されています。
だからこそ、痛みが和らいできたら
「骨盤をしっかり安定させ
それを支える骨盤底筋や体幹を立て直す」
ところまで進めておくことが
繰り返さないためのカギになります。
痛みが消えた、で終わらせず
再発しない土台までつくる
ここが分かれ道です。
その土台づくりを専門に行っているのが
私たちMomの休日です。
名古屋・瑞穂区で、ゆるんだ骨盤を安定させ
支える筋肉を取り戻すケアを通して
「恥骨の痛みを気にせず、普通に歩ける・しゃがめる毎日」
へと伴走します。

強い痛みがあるうちは医療機関を優先していただき
落ち着いてきたタイミングで
繰り返さない体づくりのご相談にいらしてください。
赤ちゃんと一緒に通えるよう
保育士による託児も無料で利用できます。
また、痛みを気にせず歩ける日のために
恥骨の痛みは、場所が場所だけに人に相談しづらく
つらさを一人で抱えてしまいがちです。
でも、これは__
あなたの体が妊娠・出産を乗り越えた証であり
そして多くの場合、ちゃんと和らいでいく痛みです。

今日からできる3つのケアで
目の前のつらさを少しずつ軽くしながら
焦らず回復を待ちましょう。
そして痛みが落ち着いたら
繰り返さない体づくりまで。
また痛みを気にせず歩ける日は、きっと戻ってきます。
産後1ヶ月からお世話になっています。
はじめは耐え難い恥骨の痛みがありお伺いしました。
体験で一度施術していただいただけで
かなり楽になり通うことを決めました。
今は産後4ヶ月で痛みがなくなり
ダイエットの方に移行していく段階まで
元気になりました。
施術中は見えるところで
子供を預かってくれるので安心できます。
先生も保育士さんもとても丁寧な対応をしてくださって
気持ちよく過ごせます。
ー【Google口コミから】わさおさん
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