椅子から立ち上がる、たったそれだけの動作で
お尻の真ん中にズキッと走る痛み。
授乳で長く座っていたあと
ソファから腰を上げるのがこわい。
硬い椅子に座ると、骨が当たって響く。
産後、「尾てい骨の痛み」に悩まされていませんか。
腰痛や骨盤の話はよく聞くけれど
尾てい骨となると、誰に相談していいかもわからず
一人で我慢してしまいがちです。
でも、この痛みにはちゃんと理由があり
多くの場合、時間とともに和らいでいきます。
この記事では、産後の尾てい骨の痛みについて
あなたが今いちばん知りたいであろう疑問に
ひとつずつ順番に答えていきます。
Q1. そもそも「尾てい骨」ってどこ?なぜ産後に痛むの?
尾てい骨(尾骨)は、背骨のいちばん下
お尻の割れ目の上あたりにある、小さな三角形の骨です。
仙骨という骨の下端につながっています。

ではなぜ、産後にここが痛むのでしょうか。
いちばんの理由は、出産です。
赤ちゃんが産道を通るとき、尾骨のまわりの靭帯は
いきみによって強く引き伸ばされます。
この負担によって、尾骨まわりが傷ついたり
炎症を起こしたりして、痛みが出るのです。
加えて、妊娠中に分泌されるホルモン「リラキシン」が
尾骨まわりの靭帯もゆるめているため
尾骨が不安定になっていることも関係します。
つまり__
ゆるんで不安定になったところに、出産の負担が加わる
これが、産後に尾てい骨が痛む主な仕組みです。
Q2. なぜ「座ると響く」の?立ち上がる時もつらいのはなぜ?
これが、多くのママが
いちばん不思議に思う点だと思います。
答えはシンプルで、尾骨は
「座ったときに、ちょうど床や椅子に当たる位置」
にあるからです。
本来、座るときの体重は、左右の
「坐骨(お尻の下のゴリッとした骨)」で受け止めます。
けれど尾骨まわりが傷ついていると
座った姿勢で尾骨に圧力がかかり
ズキッと響くのです。
特に硬い椅子や、背もたれに寄りかかって
後ろに体重をかける座り方だと、痛みが強く出ます。
そして「立ち上がる瞬間」がつらいのも、同じ理由です。
座った状態から立つとき
尾骨まわりの靭帯や筋肉が引っぱられ
傷ついた部分が動くため、鋭い痛みが走ります。
長く座ったあとや
前かがみの動作でも痛みが出やすくなります。

痛みは姿勢や動きの問題というより
「傷ついた一点に、圧力が集中している」
ことから来ている
そう考えると、対処の方向も見えてきます。
(Q5でお伝えします)
Q3. どんな出産だと、痛みが出やすいの?
尾てい骨の痛みは誰にでも起こりえますが
特に出やすい条件があります。
分娩に時間がかかった
いきむ時間が長かった
赤ちゃんが大きめだった
赤ちゃんが上を向いた姿勢(回旋異常)で下りてきた
こうした場合は、尾骨への負担が大きくなります。
なかでも影響が大きいのが
鉗子(かんし)や吸引を使った器械分娩です。
ある研究では、産後に尾てい骨の痛みを訴えた女性のうち
半数ほどが鉗子分娩に関連していたという報告もあります。

ただ、ここで強調しておきたいのは__
これは「あなたの産み方が悪かった」
わけではまったくないということ。
無事に赤ちゃんを迎えるために必要だった過程であり
その負担を尾骨が引き受けてくれた
というだけのことです。
Q4. この痛み、いつまで続くの?
いちばん気になるところですよね。
見通しをお伝えします。
出産による尾てい骨の痛みは、多くの場合
6〜12週間ほどかけて
尾骨が回復するとともに和らいでいきます。
数週間で楽になる方もいれば
数か月かかる方もいて、個人差があります。
なお、出産で尾骨が「折れる(骨折する)」ことはまれで
実際には打撲(打ち身)のような
状態のほうが多いとされています。
打撲であれば数週間で、仮に骨折していても
8週間ほどで骨自体は癒えていきます。
ただし、まわりの筋肉や靭帯の炎症が残ると
痛みがもう少し長引くこともあります。
いずれにしても__
「一生このまま」ということはほとんどありません。
焦らず、尾骨に負担をかけない過ごし方で
回復を待ちましょう。
Q5. 座るのが、少しでも楽になる方法は?
回復を待つあいだ
痛みをやわらげる工夫はたくさんあります。
できることから試してみてください。
座るのが楽になる、4つの工夫
🪑 クッションで圧を逃す
ドーナツ型・U字型・くさび型で尾骨に体重をかけない。
🧍 座り方を変える
少し前かがみに。体重を左右の坐骨にのせる。
⏱ 座りっぱなしを避ける
こまめに立ち、一点に圧が集中し続けないように。
🚽 便秘を避ける
いきみは尾骨の負担に。水分と食物繊維を意識。
クッションで、尾骨への圧を逃す。
いちばん効果を感じやすいのがこれです。
中央に穴があいたドーナツ型や、後ろが欠けたU字型
くさび(ウェッジ)型のクッションを使うと
尾骨に体重がかからず、座るのがぐっと楽になります。

座り方を変える
背もたれに寄りかかって後ろに体重をかけると
尾骨に当たります。
少し前かがみ気味に座り
体重を左右の坐骨にのせるイメージにすると
尾骨の負担が減ります。
長時間、座りっぱなしにしない
授乳や抱っこでどうしても座る時間が長くなりますが
こまめに立ち上がって
尾骨への圧が一点に集中し続けないようにしましょう。
便秘を避ける
いきむときに尾骨に負担がかかります。
水分と食物繊維を意識して
排便で力まずにすむようにしておくと安心です。
温める
お風呂で温めて血流を促すと
まわりの筋肉の緊張がやわらぎ、回復を助けます。
Q6. 病院には、行ったほうがいい?
多くの尾てい骨の痛みは
ここまでの工夫と時間で和らいでいきます。
ただし、次のような場合は
整形外科などの医療機関を受診してください。
こんなときは、整形外科へ
- 2週間たっても良くならない/悪化している
- 座ることも立つこともつらく、育児に支障が出る
- 排便・排尿に異常がある
- お尻や脚にしびれがある
※尾骨の骨折や別の原因が隠れていることもあります
痛みが2週間たっても良くならない
または悪化している。
座ることも立つこともつらく
育児に支障が出ている。
排便や排尿に異常がある。
お尻や脚にしびれがある。
こうした場合は、尾骨の骨折や
別の原因が隠れていることもあります。
我慢せず、一度きちんと診てもらうことが
いちばんの安心につながります。
Q7. 根本的に良くするには、どうすればいい?
痛みが落ち着いてきたあと
「座るたびにビクビクしない体」に戻していくには
尾骨そのものだけでなく
その土台である骨盤や骨盤底筋
姿勢に目を向けることが近道です。

尾骨には、骨盤底の筋肉が付着しています。
この筋肉が硬くこわばっていたり
逆に弱っていたりすると
尾骨への負担が抜けにくくなります。
また、骨盤が歪んでいると
座ったときの体重が尾骨側に偏り
痛みを繰り返しやすくなります。
つまり、骨盤の位置を整え
骨盤底や姿勢のバランスを立て直すことで
「尾骨に負担が集中しない座り方ができる体」
に近づいていけるのです。
その尾てい骨の痛み、くり返さない体から変えていきませんか
まずお伝えしたいのは
強い痛みが続く・骨折が疑われる
しびれや排便の異常があるときは、整形外科へ
ということ。
そこは専門の医療機関の領域です。
でも__
「病院では骨に異常なしと言われた」
「湿布や痛み止めでやり過ごしているけれど
座るたびにつらい」
そんな
原因がはっきりしない
なかなか引かない
尾てい骨の痛みにこそ
Momの休日は力になれます。

というのも…
長引く尾てい骨の痛みの多くは、尾骨そのものより
その土台にある骨盤の歪みや
こわばった骨盤底、崩れた姿勢
から来ているからです。
ここを整えないまま時間だけが過ぎると
「座るのがこわい」
毎日が、だらだらと続いてしまいます。
Momの休日では、尾骨に負担が集中している
原因を骨盤・骨盤底・姿勢から見極め
根本から立て直していきます。
目指すのは、その場しのぎではなく
痛みがぶり返さない体。
座るたびにビクビクしていた日々から
ふつうに座れて、笑って抱っこできる毎日へ。

預け先がなくて自分のことは後回し
そんな心配もいりません。
施術中は常勤の保育士が無料でお預かりします。
尾てい骨の痛みに一人で耐えているなら
我慢を続ける前に、一度Momの休日へご相談ください。
産後の尾骶骨痛に悩み通い始めました。
痛みの原因を一緒に見つけてくれたり
改善できるよう施術やアドバイスをして頂き
無理のない範囲でのトレーニングで改善していきました。
トレーニングでもたくさん褒めてもらえるので
嬉しくて意欲的になれました!
通って感じたことは骨盤のぐらつきがなくなり
安定した動きができるようになり
趣味(フラダンス)でも
スムーズに動けるようになりました!
本当に感謝でいっぱいです!
ー【Google口コミから】aiさん
ママへ
当院について
メニュー
ご利用の流れ
よくある質問
ブログ