「抱っこするたび、腰がズキッ」——その痛み、我慢し続けていませんか
産後、赤ちゃんとの生活が始まってから
朝、ベッドから起き上がるのがつらい。
抱っこしようと前かがみになると
腰にズキッと痛みが走る。
授乳で同じ姿勢を続けていると
腰から背中にかけて重だるい。
そう思いながら
痛みをこらえて育児を続けていませんか。
まず知ってほしいのは、産後の腰痛が
あなただけの問題では決してないということ。
ある調査では、妊産婦の約30〜90%が
妊娠中に腰痛を経験し、産後1年以内でも67%
さらに2年後でも21.1%の方が腰痛を訴え
慢性化することもあると報告されています。
産後1年たっても
およそ3人に2人が腰痛を抱えている
それくらい、ありふれた
そして見過ごされやすい不調なのです。
そして大切なのは、この腰痛には
「産後だから仕方ない」で済ませてよいものと
そうでないものがある、ということ。
今日は、産後の腰痛が
「いつまで続くのか」
「なぜ起こるのか」
そして抱っこがつらいママが
今日からできる対処法まで
名古屋市瑞穂区で
産後骨盤矯正のプロとして活動している
産後ケア専門サロンMomの休日の院長の坂口が
最新の医学データをもとにお話しします。

産後の腰痛は、いつまで続く?「勝手に治る」とは限らない
「そのうち治るよ」と、よく言われます。
たしかに、産後の腰痛の多くは
時間とともにやわらいでいきます。
数字で見る、産後の腰痛のリアル
67%
産後1年以内に
腰痛を訴える割合
21.1%
産後2年後でも
腰痛が続く割合
最長10年
放置で腰痛が
続きうる期間
※出典:整形外科調査/医学文献
けれど、それが全員に当てはまるわけではありません。
医学文献では、産後の骨盤帯の痛みは
必ずしも自然に治る(自己限定的な)
状態ではないと明記されています。
産後の腰痛は通常6か月ほどで治まるものの
最長で10年続くケースもあると報告されているのです。
さらに見逃せないのが
「産前からの腰痛」との関係です。
研究によれば、妊娠前から腰痛があった人は
産後に持続的な痛みを報告する
確率が高いことがわかっています。
もともと腰に不安があった方ほど
産後に長引きやすいのです。
つまり…
「待っていれば必ず治る」
と決めつけて放置することが
かえって腰痛を慢性化させてしまうことがある
ここが、最初に知っておいてほしいポイントです。
なぜ産後に腰痛が起こるのか——5つの原因
産後の腰痛が起こる5つの原因
産後の腰痛は、たいてい一つの理由ではなく
いくつかの原因が重なって起こります。
順に見ていきましょう。
原因① リラキシンによる骨盤・靭帯のゆるみ
妊娠中に分泌されるホルモン
「リラキシン」が、骨盤まわりの靭帯をゆるめ
赤ちゃんが産道を通れるよう準備します。
このゆるみは産後すぐに
元に戻るわけではなく数か月続きます。
その間、骨盤(特に仙腸関節や恥骨結合)が不安定になり
腰に負担がかかりやすくなります。
実際、産後は腰痛だけでなく
おしり・恥骨・股関節などの
骨盤帯痛が増えることが
医療機関の調査でも示されています。
原因② 腹筋・体幹の筋力低下と、腹直筋離開
妊娠でお腹の筋肉は大きくゆるみ、多くのママに
「腹直筋離開」(左右の腹筋が離れる状態)が起こります。
お腹の筋肉は、腰を前から支える「天然のコルセット」
ここが弱ると、その負担が腰に集中します。
世界トップクラスの医療機関である
アメリカのクリーブランド・クリニックも
腹直筋離開では弱くなった腹筋によって
腰痛が起こりうると指摘しており
お腹の筋力低下は、腰の痛みや骨盤のアライメントの乱れ
姿勢の変化につながるとされています。
原因③ 骨盤底筋の弱化
骨盤の底で内臓を支える骨盤底筋も
妊娠・出産で弱ります。
骨盤底筋は体幹の安定にも関わるため
ここが弱ると骨盤全体がぐらつき
腰への負担が増します。

原因④ 育児による姿勢の崩れ
授乳で背中を丸めて前かがみになる。
赤ちゃんを片方の腰に乗せて抱く。
ゆるんだお腹をかばって反り腰になる__
こうした育児動作の積み重ねが
腰の一点に負担を集中させます。
慣れない抱っこや授乳の姿勢は
腰痛を引き起こしやすい大きな要因です。
原因⑤ 睡眠不足と、休めない毎日
産後は、夜間授乳で睡眠が細切れになり
体を回復させる時間が足りません。

疲労がたまった筋肉は硬くなり
痛みを感じやすくなります。
「休みたくても休めない」
という産後特有の環境も
腰痛を長引かせる隠れた原因です。
抱っこがつらいママへ|今日からできる対処法
産後の腰痛の、いちばんの引き金になりやすいのが
毎日何十回とくり返す「抱っこ」です。
逆にいえば、抱っこの仕方を変えるだけ
腰への負担は大きく減らせます。
今日から意識できる4つのポイントをお伝えします。

① 腰ではなく、脚の力で抱き上げる
床にいる赤ちゃんを抱き上げるとき
腰から前に折り曲げると
負担が腰の一点に集中します。
まずはその場でしゃがみ
太ももとお尻の力を使って
立ち上がるようにしましょう。
「腰で持ち上げる」から「脚で立ち上がる」へ。
この切り替えだけで、腰は大きく守られます。
② 赤ちゃんを、できるだけ体に近づける
赤ちゃんを体から離して抱くほど
腰にかかる負担は増えていきます。
お腹や胸にぴたりと密着させて抱くのが基本です。
少し意識するだけで
同じ抱っこでも腰の楽さが変わります。
③ 「片側抱き」をやめて、左右を入れ替える
いつも同じ側で抱くクセは
骨盤の歪みを招き、腰痛を悪化させます。
意識して左右均等に抱くこと。
抱っこ紐を使うときも、腰だけで支えず
肩と腰に負担を分散させるように装着しましょう。

④ 授乳は「高さ」を合わせて、背中を丸めない
授乳のたびに背中を丸めて前かがみになる姿勢は
腰と背中の大きな負担源です。
授乳クッションで赤ちゃんの位置を高くし
こちらが屈まなくても口が届くように調整しましょう。
完璧にやめるのは難しくても
「なるべく腰から曲げない」
「なるべく体に近づける」
と意識するだけで、日々積み重なる
負担は確実に減っていきます。
やってはいけない「間違った対処」
一方で、早く治したい一心で
かえって腰痛を悪化させてしまうことがあります。
よくある落とし穴を挙げておきます。
自己流の腹筋運動・ストレッチ
腹直筋離開がある状態での上体起こしなどは
離開を悪化させ
腰の負担をかえって増やすことがあります。
良かれと思った運動が逆効果になることも…
コルセットや骨盤ベルトへの”頼りきり”
一時的に痛みを支えるのには有効ですが
それだけに頼って支える筋肉を使わずにいると
筋力はさらに落ち、外すと痛む状態から
抜け出せなくなります。
あくまで「一時的な補助」と考えるのが正解です。
「とにかく安静」のしすぎ
痛みが強い時期の安静は必要ですが
動かなさすぎると筋力が落ち
血流も悪くなって回復が遅れます。
適切な時期から、正しく動かすことが大切です。
産後の腰痛、根本から治す「順番」
抱っこの工夫で負担を減らしながら
並行して腰痛そのものを立て直していきましょう。
遠回りしないためには、順番が肝心です。
STEP1 まず、原因を見極める
同じ腰痛でも、骨盤の不安定さが主なのか
体幹の筋力低下なのか、姿勢の崩れなのかで
対処は変わります。
ここを見極めることが、すべての出発点です。
STEP2 骨盤・姿勢を整える
ゆるんで不安定になった骨盤を整え
崩れた姿勢を正しい位置に戻します。
土台が安定するだけで
腰の負担は大きく減ります。

STEP3 支える筋肉を鍛え直す
整えたら、お腹のインナーマッスルや
骨盤底筋を段階的に鍛え直します。
コルセットに頼るのではなく
あなた自身の筋肉が腰を支えられるようにする
これが、再発しない体への近道です。
こんな腰痛は、早めに医療機関へ
産後の腰痛の多くは、適切なケアで改善します。
ただし、次のような場合は、自己判断せず
整形外科などの医療機関を受診してください。
- 脚にしびれや痛みが放散する
- 力が入りにくい
- 排尿・排便に異常がある
- 安静にしていても激しく痛む
- 発熱を伴う
これらは、別の疾患が隠れている可能性があります。
「産後だから」と決めつけず、まずは医療機関で
原因をはっきりさせることが安心につながります。
よくある質問(FAQ)
Q. 産後の腰痛は、いつまで続きますか?
A. 多くは数か月で軽快しますが
調査では産後2年後でも21.1%の方が腰痛を訴えています。
必ずしも自然に治るとは限らず
最長10年続くこともあると報告されているため
長引く場合は早めのケアが安心です。
Q. 腰痛には、温める・冷やす、どちらがいい?
A. 産後の慢性的な腰痛は
(血行不良や筋肉のこわばりが原因のもの)
基本的に温めて血流を促すのが有効です。
ただし、ぎっくり腰のような
急な強い痛み・熱感がある場合は
冷やすほうが適することもあります。
判断に迷う場合は専門家に相談を。
Q. 骨盤矯正を受ければ、腰痛は治りますか?
A. 骨盤を整えることは有効ですが
それだけでは戻りやすいのが実際です。
整えた骨盤を支える筋肉を鍛え直してこそ
腰痛の再発を防げます。
「整える」と「鍛え直す」の両方が鍵です。
Momの休日では、こう対応しています
Momの休日では、産後の腰痛に対して
次のように向き合っています。

まず、いきなり施術に入らず
あなたの体の痛みがどこから来ているのかを
丁寧にカウンセリングで判断していきます。
骨盤の不安定さ、体幹の筋力低下、姿勢の崩れ
原因は人によって違うからです。
そのうえで__
骨盤・姿勢を「整え」
支えるインナーマッスルを「鍛え直す」
この両輪で、痛みの根っこから立て直していきます。

さらに、抱っこや授乳など日常動作のアドバイスも
必要に応じて、サポートさせていただきます。
ダラダラ通い続けるのではなく
体が戻ったら「卒業」できることを目指します。
またサロンには、常勤の保育士がいるので
赤ちゃんと一緒に安心して通えます。
私自身、柔道整復師の国家資格を持ち
専門学校で教員も務める立場から
あなたの体と医学的な事実に丁寧に向き合います。
産後の腰痛は、我慢するものではありません
産後の腰痛は、放っておいて治るとは限らず
正しくケアすれば、ちゃんとよくなります。
「産後だから」と
その痛みをあきらめないでください。

名古屋・瑞穂区のMomの休日で
あなたの腰痛の原因を一緒に確かめ
整えて、鍛え直していきましょう。
まずは、その一歩から。
「【産後の痛みに悩むママに
心からおすすめしたい場所です】産後すぐから別の接骨院に週1で通っていましたが
一向に改善せず途方に暮れていたところ
こちらに出会いました。
結果、思い切って転院して本当に良かったです!先生は知識が豊富で
最後の最後まで真剣に原因を探ってくださる
とても信頼できる方です。
帰り際に「僕は諦めませんよ!」
と言ってくださった時は
心身共に救われる思いで泣きながら帰りました笑その場しのぎの施術ではなく
私に合ったセルフケアや体の使い方を
手取り足取り教えてくださるので
根本的な解決に繋がっている実感があります。
育児の隙間時間でできるケアばかりなので
忙しくても継続できて本当に希望が持てました。」_【Google口コミから】めりなさん
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